もう一度「会いたい」
※a t t e n t i o n
・音也トキヤで付き合ってる
・音也がHAYATOがトキヤだと知っている前提です。
・そんでもってHAYATOが枕営業している非常にややこしい設定です
・さらにE★RO話です、ごめんなさい
それでも大丈夫だっていう方だけどうぞ
「トキヤって明日の午後空いてる?」
「明日、ですか」
出かける準備をしていると、声をかけられた
音也の誘いは大抵当日かその場で聞くことが多い
それに比べれば前日に聞いてくるのは珍しいことなのです
「午後でしたら、多分空いているかと思いますが。
何か予定でもあるのですか?」
「うん、予定ほどじゃないけどさー買い物付き合って欲しいんだー!ダメ?」
「・・・いいですよ」
「やったー!!超楽しみにしてるね!!」
そんな笑顔をむけられると直視できなくなりますね
トキヤは恥ずかしそうに音也から視線を外した
そうすると、音也はトキヤの隣に来てそのままキスをした
「じゃあ、仕事頑張ってね。俺、今日は夜にバイトがあるんだ!」
「バイト、ですか?珍しいですね。」
音也は人がいいから何でも引き受けてしまうんですよね
それが彼の良いところなのです。しかしたまには断るということもしてもいいのではないかと思いますが・・・
トキヤの想いをよそに音也は楽しそうに語った
「うん、なんかスカウトされたんだー!」
「何のバイトなんです?」
「ひーみつっ!あ、トキヤ時間大丈夫?」
「え、あぁ、では、今日は遅くなりますので」
「うん、大丈夫。俺も遅いし。じゃあ、またね」
「いってきます」
−バタン
一気に現実に引き戻される音がした
足取りが重い
本当は行きたくない
一歩一歩とあの暗い世界が待ちかまえている
音也といるあの空間だけが、唯一の居場所だった
トキヤはいつものように着替えて、いつものように用意された部屋へと赴いた
今から「一ノ瀬トキヤ」は消える
そう、今からは「HAYATO」になるのです、この扉を開けた瞬間から
大抵良いホテルの、最上階やスイートに呼ばれるのです
私は今からここで仕事なのです、とても憂鬱な逃げ出したい仕事
トキヤは部屋に入る前に目を閉じた
今から私はHAYATO
この扉を出るまでは、一ノ瀬トキヤはどこにもいないのです
「・・・・・・」
今日は、早く終わるといいですね、
そんなことを考えるようになったのはいつからだろう?
音也と会ってからでしょうか、それとも付き合い始めてからでしょうか
付き合うと言ってもまだキスどまり
でも行為よりも、彼といることが大事であって
「ピピッ」
時計の音がHAYATOを呼びだす
ああ、私は・・・
「こんばんにゃー!今日もよろしくだにゃ」
「おお、HAYATO久しぶりだな」
「ふふ、しゃちょーさんひさしぶりだにゃ。最近会いに来てくれなかったね?恋人でも出来たの?」
「かわいいことを言ってくれるな、私だって忙しいのだぞ」
吐き気がする
気持ち悪い
まるで、どこか遠くで自分を見ているような不快感
とても広い部屋にとても広いベッド
上着を脱ぎながら近づいて、シャツをはだけさせれば、あとは相手の好み次第
最初から触りだす者をもいれば、その光景を楽しそうに眺める者もいる
目隠しをして、無理矢理犯す者もいる
大抵は年上の人が多いので、あまり数はこなさない
「ほら、いつものようにできるだろう?」
「わわ、ひさしぶだねっ!僕とってもうれしいにゃ〜」
そういって、一気に口内に異物を突っ込まれる
勃起したそれは、口内でさらに体積をましていく
部屋に広がる独特のにおい
むせかえりそうになるのを必死におさえて、おいしそうに咥えることが今一番大事なこと
だらだらと口から唾液が流れ出す
舌をうまく使い、なでまわすように舐めれば大抵相手は果ててしまう
「ぐっ」
「・・・んん!!」
こぼさないように流し込まれた液体を呑み込む
何度この行為を繰り返そうが、慣れない味覚
HAYATOはぼろぼろと大きな涙をこぼしながら笑った
「お、おいしいにゃ・・・」
「そうか、それは良かった」
相手は一回の射精で満足したのか、うっとりとしたように頭をなでた
猫のようにHAYATOは目を細めて気持ちよさそうな顔をした
今回の相手は、結構な年配なのでこれで大抵満足する
たまに行為まで至る事もあるが、1度ぐらいが限度だろう
ああ、今夜は早く終わる、そう思った矢先だった
「そういえば今日は、お前にプレゼントがあるんだぞ」
「え?プレゼント・・・?嬉しいっ!」
プレゼント、という言葉に過剰反応した
嫌な予感しかしない
また無機質な玩具でも突っ込まれ続けるのだろうか
HAYATOは多少冷めた目で、相手を見つめていた
「やはり、私では相手不足だと思ってな。たまには若い者とも思ってな。・・・連れてくるんだ」
新しい相手が来る
ああ、今夜はまだ長いのか、トキヤは心の中で落ち込んだ
「新しい人?嬉しいにゃ〜」
「ちょうどお前と年が近いやつを選んでみたんだ。ほら、こちらに来なさい」
「うん?」
HAYATOは振り返って、目を見開いた
信じられなかった・・・
「彼は音也君と言ってだな、今日はお前の相手をしてくれるそうだぞ、HAYATO」
「・・・ッ!しゃちょーさん、この人制服きてるよ?大丈夫・・・なの?」
絶句した
数時間前まで一緒にいた人物が目の前にいた
あちらの表情も凍りついている
HAYATOは震えが止まらなくなった
「なんだ、怖くなったのか。大丈夫だ、彼はきっと良い君の相手だ、なあ、音也君?」
「え、だって・・・俺、HAYATOの仕事アシスタントできるって聞いてそれで・・・」
「ああ、それがその仕事だ。ほら、こちらに来なさい」
茫然と立っている音也に声がかかる
だめ、だめだ、来ちゃだめだ、こっちに来てはいけない、音也!
泣き叫ぶように心から祈った
騙されたんだ、音也は、良い人だから・・・しかし何故私に言ってくれなかったのか
もしかしてサプライズと考えていたのだろうか
数時間前の音也はとてもうれしそうだった
「音也、こっちに来なさい」
「え、あ、はい」
すごい低いどす黒いような声が部屋に響いた
すると社長は自分からベッドを音也に譲り、無理矢理私を押し倒すような体制をとらせた
そして突然に私自身を掴み
「ほら、見てごらん。さきほどの行為だけでHAYATO自身はこんなになっているのだよ?わかるかね?」
「わ!やめて、お願い、こんな・・・!」
「HAYATO仕事中にやめてなんて、お願いしちゃいけないだろう?」
「で、でも・・・こんな・・・」
私は音也とこんなこと・・・こんなことをしたくないのです!
こんな・・・
トキヤの頭の中は真っ白になった
誰よりも知られたくない人が知ってしまった
そしてその大事な人は、今自分を犯そうとしている
「音也君、さあ、君の大事な仕事だ。HAYATOを犯せ」
「でも・・・嫌がってるのに」
「嫌がってる?こんなに勃たせているのに嫌がっているように見えるのか?」
「ひっ、あ、やぁっ」
音也見ないでください見ないで下さい私を見ないで下さい見ないで見ないでください!!!!!
トキヤはそのまま手でしごかれて、液体をまき散らした
白い体液が、音也へと飛び散った。
「さあ、やりなさい。君だってこんなHAYATOを見て勃たせているのだろう?」
その言葉にトキヤは驚いた
よく見ると、布ごしにパンパンになっているのだ
「音也・・・くん・・・?」
そう、私はHAYATOだったのです
「・・・わかり、ました」
「え?」
「ごめんな!もう我慢できないんだ!!」
びりっと着ていた服を破かれた
そしてちゃんとならさないまま、一気に貫かれた
「あ、ぁあああああああああああッ!!!!!!!」
夜はまだ終わらない
next?
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